顎関節症

顎は、口の開閉や噛むなどの機能を担う重要な部位で、「顎関節「下顎骨」「顎関節周囲組織」「歯」で構成されています。
これらが連動し協力しあうことで、口の開閉や咀嚼、発話などの機能を可能にしています。
顎関節症は、顎の関節や周囲の組織に影響を与える疾患の総称です。症状としては、顎の痛みやこわばり、開閉時の音、嚙み合わせの異常、顔面の筋肉の痛みなどがあります。

残念ながら顎関節症は、これといった原因が特定されておらず、生活環境や生活リズム、個人の体質など、様々な要因が関係し合っているという説が有力です。
しかし顎関節に関係する筋肉や関節に対し、緊張してこわばった部位をほぐし、関節のずれを調整することで、痛みを軽減し症状を改善していくことができます。
また筋肉に痛みを感じるからといって、痛む箇所を強く揉んだりすると、症状を悪化させることが多いため、安易に自己流でマッサージするのはやめておきましょう。

1. 筋肉の緊張を和らげる
顎周辺の筋肉の緊張やこわばりを緩和するための手技を使用します。これにより、顎関節の動きが改善され、痛みや不快感が軽減される場合があります。

2. 関節の調整
顎関節の動きや位置に影響を与える可能性のある身体の部位を調整します。これにより、顎関節のバランスや機能改善が期待できます。

3. 姿勢や噛み合わせの調整
姿勢や噛み合わせの問題が顎関節症の原因となっている場合、適切な姿勢や噛み合わせの矯正を行うことがあります。

4. ストレス緩和
顎関節症は、ストレスと関連しているケースもあります。そのため、心身の緊張を緩和するための、アドバイスやリラクゼーション法を提供することがあります。

顎関節症は慢性化しやすく、食事に不可欠な顎まわりに痛みや不快感をもたらすため、症状が出ている間は常にストレスを感じて、気分も落ち込みがちです。とてもつらい思いをされていることでしょう。
整体による施術は、個々の状況に応じて異なるため、専門的な評価と適切な治療プランを提供するために、整体師や医療専門家との相談が重要です。
かとう鍼灸整骨院では、経験豊富な専門スタッフが親身にお悩みの解決にむけて、お力添えさせていただきます。顎関節症の症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。