整骨院の自費診療って何が違う?保険診療との違いとそのメリット
2025年04月15日
自費診療と保険診療の違いとは?
整骨院に通うとき、よく気になるのが「保険が使えるかどうか」ではないでしょうか。実際、多くの方が「費用を抑えたい」と保険診療を希望されます。ですが最近、あえて自費診療を選ぶ”患者様が増えているのをご存知でしょうか?
保険診療にはもちろんメリットがあります。初診料や再診料が低く抑えられ、経済的負担が少なく済むことが多いからです。しかし、保険診療の対象となるのは「骨折・捻挫・打撲などの急性のケガ」に限られており、慢性的な肩こり・腰痛、長年悩んできた不調などは保険適用外となるケースが大半です。
一方、自費診療ではそのような制限はなく、症状の根本改善を目的とした施術が可能です。例えば「毎日デスクワークで肩がこる」「産後の骨盤の歪みが気になる」「姿勢や歩き方を整えたい」といったお悩みにも、的確にアプローチできます。
整骨院での自費診療は「本当に自分に合った施術を受けたい」「納得できるケアを受けたい」と願う方にとって、費用以上の価値を感じていただける選択肢といえます。
本記事では、整骨院で自費診療を選ぶことで得られる具体的なメリットについて、神戸市兵庫区のかとう鍼灸整骨院がプロの視点でわかりやすく解説します。
保険診療の特徴と制限|なぜ自由な施術ができないのか?
整骨院における保険診療は、健康保険制度に基づいて一部の施術費が補助される仕組みです。費用を抑えられるという意味では大きなメリットですが、その反面、施術の範囲には明確な制限があります。
保険が適用される症状とは?
厚生労働省の定めにより、整骨院で保険適用となる症状は、基本的に以下のような「急性の外傷」に限定されています。
- 捻挫(足首や手首など)
- 打撲
- 挫傷(筋肉や軟部組織の損傷)
- 骨折や脱臼(医師の同意が必要)
このように、明確な原因や発生日時があるケガに対してのみ、保険診療は適用されます。たとえば「昨日のスポーツ中に足をひねった」などが典型例です。
慢性症状や全身調整には使えない
一方で、以下のような慢性症状や、体質改善・姿勢矯正といった施術には保険は使えません。
- 長年悩んでいる肩こり・腰痛
- デスクワーク由来の疲労感
- 姿勢不良や骨盤のゆがみ
- 自律神経の乱れによる不調
保険診療では、こうした日常的・慢性的な不調に対して十分な時間や技術をかけたアプローチが難しくなってしまいます。
施術時間が限られるケースもある
さらに保険診療では、施術時間や手技の内容が制限されており、「短時間の電気治療+軽い手技」で終わることも少なくありません。そのため、「もっとしっかり診てもらいたい」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
これらの事情から、「少しでも早く改善するなら費用がかかっても構わない」「本格的に身体を整えたい」という方にとっては、保険診療だけでは物足りなさを感じる場面もあるのが現実です。
自費診療を選ぶ5つのメリット
では、自費診療を選んだ場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?かとう鍼灸整骨院の患者様の場合、以下のような理由で自費診療を選ばれることが多いです。
患者様の状態やご意向に合わせたオーダーメイド施術
自費診療の最大の特徴は、保険の制限に縛られず、患者様ごとの症状や生活スタイルに合わせた施術が可能な点です。
たとえば、「右肩は特に痛みが強いけれど、左足のしびれも気になる」といった複雑な症状にも、柔道整復師が総合的に判断し、全身バランスを考慮したアプローチを行えます。
慢性的な不調や体質改善にも対応できる
「長年の肩こり」「産後の骨盤ケア」「慢性疲労」「姿勢のクセ」など、保険適用外となる慢性症状も、自費診療ならしっかり対応可能です。
こうした症状は一度の施術で改善するものではなく、継続的なケアや根本改善が重要です。自費診療では、患者様の状態やご意向に合わせて施術を行い、必要に応じてストレッチ指導や生活習慣アドバイスも行いながら、着実に改善を目指します。
施術時間がしっかり確保できる
保険診療では時間に限りがあるため、どうしても時間に追われるようになってしまいがちですが、自費診療ではカウンセリングから施術までじっくり時間をかけて対応することができます。「体の悩みを解決してほしい」「時間をかけて診てもらいたい」という方も多いように感じます。
鍼灸・電気施術・手技など幅広い施術方法が選べる
かとう鍼灸整骨院では、自費診療の中に鍼灸施術や電気治療、骨格矯正、筋膜リリースなどさまざまな技術を組み合わせた施術を行っています。
患者様一人ひとりに合った施術プランを組み立てられるため、「他の整骨院では改善しなかった不調が良くなった」「施術時間が長くなって以前より調子がいい」という声もよく聞かれます。
不調の予防・長期的な健康維持にもつながる
自費診療は、「不調が出てから通う」のではなく、「悪くなる前にケアする」という予防医学の考え方にもマッチしています。
たとえば、月に1〜2回のメンテナンス通院で、慢性的な腰痛や肩こりの予防、姿勢改善、代謝向上につなげることができ、健康寿命を延ばす一助にもなります。
自費診療の施術内容や費用面はしっかり確認
「自費診療」と聞くと、「高そう」「内容がわからないから不安」と思われる患者様も少なくありません。かとう鍼灸整骨院ではそのような不安を解消できるよう、施術内容ごとに明確な費用と内訳をご説明し、「思ったより高くついた」「聞いていた話と違う」ということがないよう、透明性の高い内容説明を徹底しています。
また回数券の購入や継続通院を迫るような押し売り・勧誘は一切行っておりませんので、安心してご相談ください。
施術にあたっては、国家資格を持った柔道整復師・鍼灸師が根拠に基づいた安全な施術を提供しています。、現在のお悩み・生活習慣・過去のケガ歴・目標などをじっくりとヒアリングしたうえで、どのような施術が最適かを一緒に考え、ご納得いただいたうえで施術を進めてまいります。
納得できる施術を選ぶために、自費診療も視野に
整骨院での自費診療には、「自由度の高い施術」「きめ細やかな対応」「幅広い症状に対応できる」という、保険診療にはない多くのメリットがあります。
とくに神戸市兵庫区にお住まい、または通勤・通学されている方で、「これまでいろんな整骨院に通っても改善しなかった」「もっと本格的なケアを受けたい」とお悩みの方には、自費診療という選択肢をぜひ知っていただきたいと思います。
もちろん、保険診療にも大きな役割があります。ただ、それだけではカバーできない部分を補い、より健康的で快適な毎日をサポートするのが、自費診療の役割だと私たちは考えています。
「こんな症状でも診てもらえるの?」「費用はどのくらいかかるの?」など、どんな些細なご相談でも大歓迎です。まずはお気軽に、かとう鍼灸整骨院までご相談ください。
このブログを書いたスタッフ

院長 [はり師・きゅう師]
冨田 達也(とみた たつや)
学生時代はサッカー・フットサルをし、社会人でフルマラソンをしました。 現在は兼業主夫として毎日いろんな学びを楽しく得ています。 それらの経験を施術に活かして、受けて頂ける皆様に還元をしていきます。