冷え対策をチェック!誰でも簡単に実践できる対策とは?
2019年12月24日
こんにちは、かとう鍼灸整骨院上沢院スタッフ福山です。
前回に引き続き、今回は冷えに対する対策について書こうと思います。
冷えは身体に様々な不調を起こしていきます。
これからの時期、寒さがどんどん増してきますので、その対策として紹介していきたいと思います。
今からでも冷えに対する対策を行うことで、健康を維持していくことが出来ます。
「今、調子が良いから」と思っている方も要注意。
しっかりと対策をして「冷え」に強くなっていきましょう。
冷えに対する対策 運動編
冷え性の主な原因には、自律神経の乱れや血流の悪化などが挙げられますが「筋肉量の不足」も大きな原因の一つです。
日常的にストレッチなどのエクササイズを実践し、筋肉を衰えさせないことがポイントになります。
そんな運動を紹介したいと思います。
血流は筋肉の動きによって促進されますが、それ以外にも筋肉はそれ自体の運動によって熱を生み出す働きがあります。
つまり、筋肉が少ない人はそれだけで冷えやすい状態なのです。
実際に、男性に比べて筋肉量の少ない女性の方が、冷えの傾向になりやすいです。
足の冷えであれば、下半身を動かすストレッチや屈伸・スクワット・ウォーキングなどが特に効果的となります。
筋肉量を増やすことを意識して、下半身に少し負荷をかけた運動を行うことで、より冷えの対策になります。
ふくらはぎの筋肉を鍛えられる体操は「つま先立ちを繰り返す」運動です。
やり方はシンプルで「立った状態でつま先立ちを繰り返す」だけです。
この体操のポイントは、かかとを下ろす際に、床につかないようにすることです。
バランス感覚に不安がある場合は、壁に手をつきながら行うとやりやすいです。
また、座った状態で同じ動作を行っても効果があるため、仕事中などにも実践することが出来ます。
つま先立ちを繰り返す運動に加えて「つま先の上げ下ろし」運動を行うことも効果的です。こちらも立った状態・座った状態、どちらでも効果があります。
かかとの上げ下ろし運動と合わせて行うと、より足先の冷えの改善に効果があります。
ふくらはぎの引き締め効果も得られますよ。
冷えに対する対策 食事編
身体を内側から温めて血流をよくするには、身体を温める食べ物を知り、実践することも効果的です。
たとえば、身体を冷やしやすい食べ物に分類される豆腐を食べる際には、冷奴やサラダなどよりも湯豆腐にするなどの工夫が必要です。
またフルーツ類は基本的に身体を冷やす傾向があるので、この時期はできるだけ控えるのがいいです。
間食やお酒のおつまみなどには、血行促進に働くビタミンEが豊富なナッツ類がオススメです。
イカとタコは、アミノ酸のタウリンが豊富に含まれ、栄養素的には似た点が多い食材です。しかし、イカは比較的、身体を温める、タコは身体を冷やす性質があるので注意です。
身体の芯まで冷えてしまって、もっと身体を温めていきたい!
そんな時に飲むとよい物をご紹介します。
紅茶・ブーアル茶・ウーロン茶
タンポポ茶・タンポポコーヒー・ゴボウ茶
ココア・黒豆茶・赤ワイン
日本酒・紹興酒
ショウガ湯・ショウガ紅茶などがあります。
身体を温める食べ物 一覧
(冬が旬・寒冷地で育つ・地中で育つ・暖色系・水分が少ない・発酵食品)
ニンジン・カボチャ・タマネギ・レンコン・ゴボウ・ジャガイモ・ヤマノイモ
玄米・鮭・納豆・キムチなどがあります。
身体を冷やす食べ物 一覧
(夏が旬・南国育ち・治療で育つ・暖色系・水分が多い)
キュウリ・キャベツ・レタス・ナス・ほうれん草・小松菜・タケノコ・梨・スイカ
メロン・パイナップル・アサリなどがあります。
冷えに対する対策 お風呂編
熱めのお風呂にサッと入るだけだと身体の内側まで十分に温まらず、湯上りに身体が冷めやすくなります。
目安としては、38~40度ぐらいのお湯に15分~20分程ゆっくりと時間をかけて浸かった方が、冷えには効果的です。
お風呂に入る時間がないという人でも、週1~2回はお湯に浸かるといいでしょう。
お風呂にお湯を溜めるのが大変であれば、足湯だけでも効果はあります。
また入浴剤として無機塩類系は、湯冷めしにくい効果があります。
入浴剤に含まれる硫酸ナトリウムや炭酸ナトリウムといった塩類の効果で、熱が逃げづらく身体の芯まで温まります。
湯冷めしやすい冬場もこうした入浴剤を使うと、湯上り後もポカポカと長続きします。
まとめ
今回は、冷えに対する対策として運動・食事・お風呂と紹介しました。
冷えの症状は、この冬の時期が特に辛く感じます。
まだまだ寒さがきつくなりますので今からでも冷えの対策を実践すると効果的です。
ひどくなる前に早めに始めましょう。
当院でも冷えに対しての施術を行っています。
冷えの原因は筋肉・関節・骨格・内臓器系など様々な要因があり、患者様の状態に合わせて対応することが出来ます。
身体の不調がありましたら、我慢せずお気軽にお越しいただければと思います。
身体を温める【温活】を意識してこの冬を過ごしてください。
このブログを書いたスタッフ